生涯と崇敬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 04:11 UTC 版)
その生涯は早くから伝説化され、ニコラオス伝は好んでイコンに書かれる。東方教会および南イタリアで重視されたが、のちには西方教会全域にもその崇敬が広まった。 ニコラオスには大部の神学的著作があるわけではないが、正教会ではキリスト教生活を体現したとして篤く崇敬される。記憶日が年間に2回(本来の記憶日である12月6日/12月19日、およびミラからバリへの不朽体移動日)あるほか、諸聖人を記憶する毎週木曜日の奉神礼(晩課および早課など)の祈祷文において、多くの諸聖人の中でも特に重視されて必ず言及される。 西方教会では「無実の罪に苦しむ人」の守護聖人ともされる。
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