現存しない定家本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 07:01 UTC 版)
「藤原定家自筆本源氏物語」の記事における「現存しない定家本」の解説
上記の現存する巻以外に、桐壺、帚木、花宴、葵、若菜下、橋姫については室町時代中期ないし末期までは定家自筆本が存在したらしい痕跡が存在する。また、「桐壺」、「帚木」、「花宴」、「若菜上下」、「柏木」、「橋姫」、「浮舟」については「定家の自筆本を字形・字詰・行数からミセケチ等の校訂の跡まですべてそのまま写した」とされている「東海大学図書館桃園文庫所蔵明融臨模本」が存在するためこの時期までは「臨模本」の元となった「定家自筆本」が存在したと考えられる。
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