現場からの逃亡と救助放棄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 23:26 UTC 版)
「チャパキディック事件」の記事における「現場からの逃亡と救助放棄」の解説
脱出したケネディは、事故現場のダイク橋から少し離れた場所に住居があったにもかかわらず、なぜか助けを求めなかったばかりか警察や救急、沿岸警備隊などへの通報も行わず、急遽パーティー会場に走って戻り、他のパーティー参加者とともにコペクニを捜索した。 しかし、水没したオールズモビル88もコペクニも発見できなかったため、ケネディとその仲間たちは宿泊していたホテルに戻った。さらに、その後もケネディとその仲間たちは警察などへの事故と水没、コペクニの遭難の通報を一切行わないまま放置し続けた。 しかし翌朝になり、ダイク橋近くに水没していたオールズモビル88を発見した地元住人が警察に通報し、付近の捜索が行われた結果、コペクニの死体が発見された。また、回収されたオールズモビル88のナンバープレートから自動車の持ち主が割り出され、前日の晩にケネディが運転していたことが明らかになった。
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