現在の規模と活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 05:04 UTC 版)
「SonotaCo Network」の記事における「現在の規模と活動」の解説
2021年8月現在日本全体で400人以上の登録者がおり、そのうち20人前後が常にカメラを空に向けて監視・観測をしている。1人の観測者が10台ほどのカメラを各々の方角へ向けている例もあるので、実際は20台を大きく超える数のカメラが常時稼働している。一時的に稼働するものも含めると39都道府県で121か所の観測地点が登録されている。毎年20万個以上の流星の観測データが寄せられ、うち毎年2万個ほどは複数地点から同時で観測されたことでその落下軌道が特定されている。 また中高生でも操作できるほど簡単なソフトであること・中高生の活動が限られる夜間でも無人で自動観測してくれることから文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール制度により多数の中学校・高校の科学部(天文部・地学部など含む)が観測に参加し、特にスプライト観測において毎年成果を上げている。また天文分野の活動を行う高校を援助している高校生天体観測ネットワークは、スプライト観測用のカメラ機材を貸し出すことも行うなど、この分野に力を入れている。
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