現在の宇治橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 19:29 UTC 版)
現在の橋は、1996年(平成8年)3月に架け替えられたもので、長さは155.4m、幅25mある。桧造りの高欄は、橋の姿が宇治川の自然や橋周辺の歴史遺産と調和するように、擬宝珠を冠した木製高覧という伝統的な形状を使用している。なかでも歴史を象徴する上で材質が重要である事から、強度の高い檜を使用してある。この改築で、現存する最古の1636年(寛永13年)の刻印がある擬宝珠の、形状と大きさに合わせてある。なお、宇治橋の擬宝珠を確認できる最古の作品は鎌倉時代後期に描かれた石山寺縁起である。
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