現代語でのミトラィユーズの使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:50 UTC 版)
「ミトラィユーズ」の記事における「現代語でのミトラィユーズの使用」の解説
ミトラィユーズ・ホチキスが1897年に採用され、以下の様式が定まったことから、今なおフランスにおいて機関銃はミトラィユーズと呼称される。ファブリックナショナル社は5.56mm NATO弾用の機関銃であるMINIMIを開発したが、その由来はミニ・ミトラィユーズという言葉からであり、これは小型機関銃の意である。 オランダでは、mitrailleurという言葉が広汎に機関銃の同義語として用いられる。明確にこの語はオリジナルのmitrailleuseの、フランス語の性を変えたものを由来としている。 この言葉はノルウェー語でも使用される。綴りがmitraljøseでわずかに異なるものの、発音は類似する。ノルウェーでは今日、この言葉は三脚に搭載する機関銃(MG3は要目上でmitr-3と表記される)をさす。 ポルトガル語では関連語としてmetralhadoraが使用される。 これはフランスのミトラィユーズに由来するが、発音は異なっている。この語はどのような自動式の火器をもあらわす。同様にスペイン語ではametralladoraが機関銃を示す言葉である。metralletaはフランス語におけるmitrailletteに関連し、サブマシンガンを示す。 この言葉はルーマニアでも生き残り、機関銃を総称する言葉はmitralierăである。またスロベニア語、クロアチア語およびセルビア語でのそれはmitraljezである。 ミトラィユーズという単語は、現代のイタリア語であるMitragliatriceの語源であり、語義は同様に機関銃である。
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