現代における元ウィクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/11 03:35 UTC 版)
「語尾にウィチがつく町(英語版)」も参照 ラテン語において語頭の'u'の発音は古英語ではwic, wick, wich或いはwychと発音された。これはもっとも広範囲に起こった置換要素のひとつとなった。例えば以下のものがある。 ウィック(ハンプシャー)(英語版)、ハックニー・ウィック(英語版)、 ガトウィック、 エクスウィック(英語版)、ウィッカム(英語版)、 オールドウィッチ, ダリッジ(英語版)、イプスウィッチ、ノリッチ、および古ノルド語の北方JorvikからEoforwicを経由してヨークとなったものがある。ブリソン諸語においては、 同系の単語にコーニッシュ(コーンウォール語)のgwig や、ウェールズ語のgwig、ブルトン語のguicがある。これら全て現在の意味は『村』を意味する。大陸側の言語では、古高地ドイツ語のwihが村を意味していて、現代ドイツ語のWeichbildは "自治区域"を、オランダ語のwijkは"地区、地域"を、古フリジア語ではwik、古サクソン語では wicが「村」を意味している。
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