王甫
字は国山。広漢郡郪の人《楊戯伝》。王商・王士の従弟《華陽国志》。 人物評価や議論を愛好した。劉璋の時代には州の書佐であった。先主(劉備)が蜀を平定したのち緜竹の県令となり、荊州議曹従事に昇進した。先主の呉征討に従軍したが、秭帰の敗戦によって殺害された《楊戯伝》。 『華陽国志』の「先賢志」では緜竹県令から州の高官に昇ったとあり、「士女目録」では「別駕従事王甫」とある。緜竹県令から益州別駕従事を経て、呉征討に際して荊州議曹従事に移ったのかもしれない。 従兄王士や李朝・李邵とともに「李王四子」と称され、いずれも琳瑯(美玉)のようだと評された《華陽国志》。 【参照】王士 / 王商 / 李邵 / 李朝 / 劉璋 / 劉備 / 益州 / 荊州 / 呉 / 広漢郡 / 郪県 / 秭帰県 / 蜀 / 緜竹県 / 議曹従事 / 県令 / 書佐 |
王甫
王甫
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「三国志 (横山光輝の漫画)」の記事における「王甫」の解説
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王甫(おう ほ、字・国山)
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「蒼天航路」の記事における「王甫(おう ほ、字・国山)」の解説
樊城攻防戦で登場。後方を自らが守りぬくことを誓い、荊州の呂蒙のもとに向かった関羽を心配する趙累を、関羽への援軍に向かわせた。
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