三国志演義の趙累
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:58 UTC 版)
小説『三国志演義』では、関羽配下の軍前都督・糧秣官として登場する。王甫は、趙累を忠義無類の廉直の士と評価し、潘濬に替えて荊州を守らせるよう関羽に進言する。しかし関羽は、趙累の糧秣官としての任務の方が重要として、その言を採り上げないことになっている。その後、荊州を喪失して苦境に陥った関羽に、趙累は呂蒙を不義として詰問するよう進言する。関羽もそれに従うが、効果は上がらず、次いで麦城に退いた後、趙累は劉封・孟達に援軍を求めるよう関羽に進言している。最後は、関羽父子とともに麦城からの脱出に従ったが、孫権軍の待ち伏せに遭い戦死してしまう。彼の戦死を聞いた関羽は彼のために泣いた、という設定になっている。
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