王座は地上で高くなる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:28 UTC 版)
王座はその尊厳を増すかのように地面よりかなり高く置かれることもある。また特別の例として下にもうひとつの王座を加えた図像もある。 下に「ソロモンの王座」がある図像で 王座に座るマリア像の一種。ロマネスクからゴシックへの過渡期を代表する。ソロモンは旧約時代の叡知あふれる王でキリストを予型する人物のひとりとされる。そうした対比から彼の王座についての記述(列王記上、10章18~20節)が御子イエスを抱くマリアの王座の造形表現に利用されるようになる。その王座の特徴は獅子(ライオン)が描かれていることである。獅子はまた両ヨハネを象徴することもあり、聖人と動物の混合として後述する。
※この「王座は地上で高くなる」の解説は、「マリア像」の解説の一部です。
「王座は地上で高くなる」を含む「マリア像」の記事については、「マリア像」の概要を参照ください。
- 王座は地上で高くなるのページへのリンク