王子と食人鬼の物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「王子と食人鬼の物語」の解説
ある王子が狩に出たとき、大きな獣が見つかり、お供の大臣は王子に追いかけるように言った。王子は砂漠の奥深くまで獣を追って行ったが、結局見失ってしまった。すると、そこで王子は隊商からはぐれたインドの王女を見つけ、これを助けて馬に乗せ帰ろうとした。 帰る途中、王女は用を足しに行きたいと言い、王子は馬を休めた。王子は王女の後をこっそりつけて行き、王女は実は女食人鬼で、王子を食べようとしていることを知った。戻ってきた王女に王子は「私には敵がいる」と言うと、王女は「神に祈れば敵は消える」と答えた。王子が神に祈ると、王女は消えてしまい、王子は助かった。王子は、大臣が獣を追うように言ったことがこの危険の原因と考え、大臣を死刑にした。
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