狭義のモケーレ・ムベンベ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 07:19 UTC 版)
「モケーレ・ムベンベ」の記事における「狭義のモケーレ・ムベンベ」の解説
目撃例を総合すると、体の大きさは、小さくてカバ程度、大きくてゾウ程度の大きさで、首と尾が長く、それぞれの長さは2-3m程度であるという。全長は5-10m程度と推測されている。短い脚が4本あり、目撃された足跡がこの生物のものとすれば、足跡は円形に近く、直径は30cm以上で、3本の鉤爪の跡がついている。足跡の間隔は2-3m。皮膚は平滑で無毛、色は赤褐色、褐色、灰色などとの報告がある。背中にとさか状の突起が目撃されたこともある。 テレ湖周辺のピグミー族によれば、その巨体が動けば全ての水が揺るぎ、川に立てば水がせき止められたという。 目撃談や言い伝えのほとんどはこの動物が水中にいるところのものなので、基本的に沼地や湖に住み、水中に暮らしているのではないかといわれている。沼を伝うように、川から川へと移動していくと伝えられている。水中から出るのは、移動するときか、餌を食べるとき。植物食性で、現地の言葉でマロンボ (malombo) と呼ばれる野生の桃のような実(キョウチクトウ科ランドルフィア (Landolphia) 属)を食べると伝えられる。
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