犬神梅子の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:55 UTC 版)
犬神 梅子(いぬがみ うめこ) 佐兵衛の三女。3姉妹の中では一番美人だが、一番底意地が悪い。 1人息子佐智に当初は佐兵衛翁から相続できる遺産を増やすため、小夜子に取り入って結婚するように指示していたが、遺言状公開後、小夜子に遺産の取り分がないと分かると息子に小夜子から珠世に乗り換えて結婚するように指示する。 犬神 幸吉(いぬがみ こうきち) 梅子の夫。小柄で色が白く、一見柔和そうな顔つきだが、よく動く黒目から腹黒さが伺える。犬神製糸神戸支店長。 犬神 佐智(いぬがみ すけとも) 梅子の息子。27歳。ほっそりして華奢な体格。一見落ち着きがなく臆病そうだが狡猾。祖父からの遺産増額が目当てで従妹の小夜子と結婚を前提に交際している。 梅子から遺産相続のため、結婚相手を小夜子から珠世に乗り換えるよう指示されて以降、珠世に媚態の限りを尽くす。既成事実を作り自分と結婚する以外の選択肢を封じるため、珠世を薬で眠らせて手篭めにしようとしたが、現場に潜伏していた「影の人」を名乗る顔を隠した復員風の男から妨害され、またその男から電話を受けた猿蔵が珠世を救出に来て失敗に終わる。
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