特撮監督の無表記箇所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:16 UTC 版)
「スペクトルマン」の記事における「特撮監督の無表記箇所」の解説
土屋啓之助は講談社発行の文献において、同一話数で特撮監督も兼任していたことを遠回しに証言している。しかし、当時のテレビ界は同一話数における脚本や特撮監督の兼任を好まぬ風潮だったことから、特撮監督の表記は総話数の3分の1程度に留まっている。 石黒光一は朝日ソノラマやソニー・マガジンズ発行の文献にて、同一話数で特撮監督を兼任していたと自ら明言している。土屋啓之助が監督を担った第15・16話では、特撮監督に近い職務を任されていた。 堺武夫は過去に『マグマ大使』の特撮監督を経験しており、本作品の第17・18話で本編班における監督デビューを果たした。しかし、完成作品が不評だったことから以降は特撮監督に専念することで、土屋啓之助の特撮演出を無表記で支えていた。これを示唆する証言も、白夜書房などの文献に掲載されていた。DVDソフトに収録された解説資料では、第38・39話などを例に挙げて堺の特撮演出に対する考察が述べられている。
※この「特撮監督の無表記箇所」の解説は、「スペクトルマン」の解説の一部です。
「特撮監督の無表記箇所」を含む「スペクトルマン」の記事については、「スペクトルマン」の概要を参照ください。
- 特撮監督の無表記箇所のページへのリンク