特性と用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 03:05 UTC 版)
Zopfliは生のDeflateデータストリームか、gzipかzlib形式でカプセルされたDeflateデータを出力することができる。デフォルトでは15回処理が繰り返されるが、これを変更することで処理時間と圧縮率のどちらを優先するかを選ぶことができる。 デフォルトの設定ではZopfliの出力はzlibの最大圧縮のものより一般的に3 - 8%小さくなるが、圧縮処理には80倍の時間が必要となる。伸長速度はzlibの出力と殆ど同じである。 Zopfliの圧縮速度は非常に遅いのでオンザフライ圧縮にはあまり適しておらず、一般的に静的なコンテンツを1回だけ圧縮するのに使用されている。これは一般的にDeflateベースのHTTP圧縮(英語版)で配信されるウェブコンテンツか、PNGやWOFFなどのDeflateベースのファイルフォーマットのウェブコンテンツに当てはまる。別の使用例はAPKやJARなどのZIPベースのソフトウェアパッケージを使用したソフトウェアのアップデートやダウンロードをする場合である。これは特にモバイル通信で当てはまる。
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