特務処時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:11 UTC 版)
「軍事委員会調査統計局」の記事における「特務処時代」の解説
中華民国の軍統系情報機関の歴史は、北伐時代に始まる。1928年、国民革命軍総司令蔣介石は、総司令部内に密査組を設立した。戴笠が同組の主持を担当し、北伐前線の軍事情報の調查収集を担当した。 1931年に満州事変、1932年には第1次上海事変が起こった。1932年3月、国民政府軍事委員長蔣介石は、高級軍事会議を招集し、情報網を組織し、調査資料を収集し、国內外情勢を研究して、外敵を防ぎ、国家安定の参考にすることを決議した。同年4月1日、特務処が設置された。同年9月、軍事委員会に調査統計局が設置され、特務処は第二処に改称されて同局の管轄下に入った。
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