物集高見とは? わかりやすく解説

もずめ‐たかみ〔もづめ‐〕【物集高見】

読み方:もずめたかみ

[1847〜1928]国文学者国語学者豊後(ぶんご)の生まれ東大教授。「広文庫」「群書索引」を編集し国文学発達功績残した


物集高見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 04:30 UTC 版)

物集 高見(もずめ たかみ、弘化4年5月28日1847年7月10日) - 昭和3年(1928年6月23日)は、豊後国大分県)出身の国学者


注釈

  1. ^ 以後3年間は玉松操の塾にて学んだ[2]
  2. ^ とりわけ『源氏物語』の解釈に定評があった[4]
  3. ^ 背景には、門人上田万年との文学論争をきっかけとする、上田とその弟子たちによる追い出し工作があったとされている[5]。高見はこのことを深く恨み、息子の高量に向かって「上田の家は小石川伝通院にあるが、決してその前を通ってはならぬ」と命じていた。辞職直後は、乱れた心を鎮めるため、自宅で習字ばかりしていたとも伝えられている。

出典

  1. ^ a b c d e 山東功 2016, p. 92.
  2. ^ a b 清原宣雄 & 米田貞一 1977.
  3. ^ 物集高量 1979, p. 152.
  4. ^ 山東功 2016, p. 93.
  5. ^ 山東功 2016, p. 94.
  6. ^ a b c 「ロマンを追って─元大分市長上田保物語─」中川郁二、大分合同新聞社、2003
  7. ^ 84才、一人暮らし。ああ、快適なり<第6回 好色のすすめ>2019.04.02
  8. ^ 団子坂物語「谷中 根津 千駄木」8号 1986年6月20日
  9. ^ 『官報』第907号「賞勲叙任」1886年7月10日。
  10. ^ 國語と國文學』第5巻10号、1928年。


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