物集高見
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物集邸
文京区千駄木にあった物集邸は敷地1200坪に部屋数が二十室もあり、周囲から「団子坂御殿」と呼ばれていた[6]。青鞜の事務所も物集邸内にあったため、現在「青鞜発祥の地」の史跡板が立っている[8]。北区西ケ原に別荘も持っていた[6]。いずれも1915年の競売で手放した。
栄典
著作
高見の著述は多数に及ぶが、未刊行のものについては、主として『物集高見全集』(全5巻、1934年~35年)にまとめられている[1]。以下は筧五百里「物集高見博士系図年譜及び著作目録[10]」より。
- 『道の莠』明治3年(1870年)刊
- 『初學日本文典』明治11年(1878年)刊
- 『日本小文典』明治16年(1883年)刊
- 『かなのしをり』明治17年(1884年)刊
- 『詞遺の栞』明治17年(1884年)刊
- 『てにをは教科書』明治18年(1885年)刊
- 『かなづかひ教科書』明治18年(1885年)刊
- 『日本文明史略』九巻、明治18年(1885年)刊
- 『よゝのあと』明治18年(1885年)刊
- 『言文一致』明治19年(1886年)刊
- 『日本大辞書ことばのはやし』明治21年(1888年)刊
- 『日本大辞林』明治27年(1894年)刊
- 『標柱よつぎのうた』明治29年(1896年)刊
- 『新撰国文中学読本』十冊、明治30年(1897年)刊
- 『日本の人』明治32年(1899年)刊
- 『修訂日本文明史略』明治35年(1902年)刊
- 『勅語逢原』明治44年(1911年)刊
- 『勅語逢原演義』明治44年(1911年)刊
- 『廣文庫』二十冊、大正5年(1916年) - 大正7年(1918年)刊
- 『群書索引』三冊、大正5年(1916年)刊
- 『國體新論』大正8年(1919年)刊
- 『済時危言』大正11年(1922年)刊
- 『詠史抄』大正11年(1922年)刊
- 『源氏物語提要』大正12年(1923年)刊
- 『和歌抄』大正12年(1923年)刊
- 『忠孝譜』大正14年(1925年)刊
- 『人界の奇異・神界の幽事』大正14年10月・嵩山房刊
- 『百人一首山彦抄』大正14年(1925年)刊
- 『皇學叢書』十二巻、昭和2年(1927年)
脚注
注釈
出典
物集高見と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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