無作為比較試験(むさくいひかくしけん)
比較試験を行うとき、参加者を医師の判断や患者の希望で二つの比べられる治療に振り分けると、たとえば、体力のある患者や、若い患者ばかりが片方に固まるといったことが起きる可能性があります。それでは、新しい治療法の効果を正確に判断することはできません。そこでそのような偏りが起きないように、コンピュータなどを使って機械的に振り分ける方法を、無作為割り付けまたはランダム割り付けといいます。そして、無作為割り付けの方法で実施した臨床試験を無作為比較試験といいます。無作為比較試験のことをくじ引き試験ともいいます。
→臨床試験
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