災害対応への準備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 23:58 UTC 版)
「東日本大震災に対する自衛隊の対応」の記事における「災害対応への準備」の解説
東北地方の太平洋岸は、津波災害の再来が予測されていた。そのため、防災訓練も事前になされており、2008年10月31日から11月1日にかけて、自衛隊及び関係諸機関による大規模防災訓練である「東北方面隊震災対処訓練(みちのくALERT2008)」を実施しており、約1万6千名が参加している。この訓練は、実践的であり、東日本大震災における対応の一助となったとされている。 統合任務部隊の編成と10万人体制構築については、2010年までに策定された首都圏直下地震への災害派遣計画が参考にされたとされる。その計画は、首都圏で震度6以上の地震を観測した場合、直ちに東部方面総監を指揮官とする災首都圏統合任務部隊の編成準備に入り、発災3日後に約5.5万人、7日後に予備自衛官を含めた約10万人の人員を投入するというものであった。
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