瀬在良男とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 瀬在良男の意味・解説 

瀬在良男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 16:15 UTC 版)

せざい よしお
瀬在 良男
生誕 (1926-02-20) 1926年2月20日
日本 長野県埴科郡五加村
(現在の長野県千曲市
死没 (2001-04-15) 2001年4月15日(75歳没)
国籍 日本
研究分野 哲学
研究機関 日本大学
出身校 日本大学法文学部
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

瀬在 良男(せざい よしお、1926年(大正15年)2月20日 - 2001年(平成13年)4月15日)は、日本の哲学研究者日本大学第9代総長。

来歴

長野県埴科郡五加村内川(現千曲市)に医師の次男として生まれる。医学者で第10代日本大学総長の瀬在幸安は実弟。

旧制屋代中学(長野県屋代高等学校)を経て、1950年(昭和25年)日本大学法文学部文学科を卒業、母校専任講師となる。1958年(昭和33年)に日本大学助教授となる。1964年(昭和39年)から翌年の昭和40年度まで南カリフォルニア大学に留学し、大学院哲学専攻博士課程修了。帰国後、1967年(昭和42年)日本大学文理学部の教授となり、1975年(昭和50年)に文学博士(日本大学)。論文の題は「行動論的価値論の研究」[1][2]1976年(昭和51年)にフロリダ州立大学客員教授に就任。通信教育部長、副総長、文理学部長を経て、1993年(平成5年)から1996年(平成8年)まで日本大学総長。

大学の自己点検・評価制度の推進、健全な財政基盤の確立、企画・立案機能の強化などに取り組み、文部省の大学設置審議会委員も務めた。

役職

  • 日本科学哲学会理事
  • 日本私立大学連盟常務理事
  • 私学研修福祉会理事長
  • 日本哲学会会員
  • 国際哲学会議会員

著書

  • 「実存と論理―ハイデッガーの実存論哲学序説」1955年 駿河台出版社
  • 「実存と分析の論理―言語の一般認識論序説」1958年 学芸書房
  • 「一般記号論序説―記号と行動の論理」 1960年 駿河台出版社
  • 「哲学の諸問題」 1962年 駿河台出版社
  • 「記号論序説―その歴史と体系」 1970年 駿河台出版社
  • 「行動論的価値論の研究」 1976年 駿河台出版社
  • (翻訳)ジョン・ホスパーズ著「分析哲学入門 5―論理学」1971年 法政大学出版局

脚注

  1. ^ 博士論文書誌データベースによる
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『行動論的価値論の研究』”. 2023年4月6日閲覧。

出典

外部リンク

先代
柴田勝治
日本大学理事長
第9代:1993年 - 1996年
次代
森田賢治



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「瀬在良男」の関連用語

瀬在良男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



瀬在良男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの瀬在良男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS