濃漿

デジタル大辞泉

こく‐しょう〔‐シヤウ〕【濃^×漿】

読み方：こくしょう

魚や野菜などを煮込んだ濃い味噌汁。鯉こくなど。

こんず〔こんづ〕【^▽濃^×漿】

読み方：こんず

《「こみず（濃水）」の音変化》

１ 米を煮た汁。おもゆ。

２ 粟やもち米などで醸造した酢。早酢(はやず)。

３ 酒の異称。

「天の—ともいふべきほどの酒をいだし」〈黄・栄花夢〉

４ 濃い汗。大粒の汗。

「—を流し手を砕き、半時ばかりぞ挑みしが」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉

難読語辞典

濃漿

読み方：コンズ（ｋｏｎｚｕ）

米を煮た汁

歴史民俗用語辞典

濃漿

読み方：コクショウ（ｋｏｋｕｓｈｏｕ）

濃く仕立てた味噌汁。

濃漿

読み方：コミズ（ｋｏｍｉｚｕ）

米を煮た汁。

別名 濃水、白湯

ウィキペディア

濃漿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2011/12/20 05:53 UTC 版)

濃漿（こくしょう）

• 味噌味で濃く仕立てた汁物。鯉こくなど。

濃漿（こんず）

• こみず、とも。濃水の転。
  • 米を煮た、重湯。
  • 特に「天の － 」として、酒の異称。

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「濃漿」の例文・使い方・用例・文例

• 濃漿という料理
• 鯉濃漿という日本の料理