演出の一環
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/01 02:38 UTC 版)
「チャンスボタン (パチンコ)」の記事における「演出の一環」の解説
通常、パチンコの大当たりは「スタートチャッカーに玉が入った瞬間に当たり・はずれが決定する」システムであるため、チャンスボタンをいくら押したところで大当たり確率が向上したり、確変に昇格するなどということは一切ない。 チャンスボタンは単調になりがちなパチンコ遊技において、打ち手の遊客を飽きさせないための演出として、現在はほとんどのメーカーが導入している。主な効果としては チャンスボタンを押すことで、ゲーム中のキャラクター等の会話を表示させる(会話内容が大当たりへの期待度を表示することが多い)。 確変大当たりが成立しているが、画面表示は単発大当たりとしておき、ボーナスゲーム中にボタンを押させることで『確変に昇格した』と見せかける演出を表示させ、ゲームを盛り上げる。 遊客に『連打させる』指示を表示し、客がそのようにすることで、大当たりになったり単発大当たりが確変に昇格したりするような演出。遊客が、さも自分の力で大当たりを引いたように見せ、ゲームを盛り上げる。 などがある。 いずれも演出の一環であり、ボタンの押・不押によって大当たりの行方が左右されることはなく、必ずしもボタンを押す必要性はない。ただ、ボタンを押さないことにより演出が発生しなくなるなど、ボタンを押した方が遊戯を楽しめるのは言うまでもない。 なお、内部的には、演出を担当するサブ基板のみがチャンスボタンを認識しており、メイン基板はチャンスボタンの存在を知らない(サブ基板からメイン基板に信号を送ることが規定で禁止されているため)。
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