演出の刷新
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:12 UTC 版)
「ユーロビジョン・ソング・コンテスト1988」の記事における「演出の刷新」の解説
RTÉは、若年層の視聴者の関心を引くように演出の刷新を図った。大会の監督として、ミュージック・ビデオ製作で有名なデクラン・ローニーを起用。幕間演技には地元人気ロック・バンドホットハウス・フラワーズが" Don't Go"を演奏。同曲のビデオクリップはヨーロッパの11ヶ国で撮影され、当時のアイルランドでは史上最高の製作費用をかけたものとなった。従来、大道具として設置されていたスコアボードを廃止。これに代って、舞台の両脇の大型スクリーンにコンピュータグラフィックス化されたものが映し出されることになった。スクリーンには楽屋で控えているアーティストも映された。舞台も、過去最大にして精巧なものとなった。その分客席が削られることになったが、客席を暗くし全体を映さないことで、会場が実際より大きく見せる工夫をした。
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