溶血性尿毒症症候群
別名:溶血性尿毒症
英語:Hemolytic-Uremic Syndrome、HUS
病原性大腸菌が生産するベロ毒素により引き起こされる肝臓の疾患。主に小児に見られる。赤血球の減少、貧血、急性腎不全を伴い、死に至る可能性も高い病気として知られている。
溶血性尿毒症症候群の原因菌として、腸管出血性大腸菌O-157、および、腸管出血性大腸菌O-111などの病原性大腸菌が知られている。小児が溶血性尿毒症症候群に罹患した場合には、激しい下痢を伴う場合が多いが、成人が罹患する場合は下痢を伴わない場合がある。
2011年4月には富山県、および福井県で、児童が腸管出血性大腸菌O-111に感染し、溶血性尿毒症症候群に罹患し死亡する事故が発生している。
関連サイト:
溶血性尿毒症症候群(HUS)とは - 大阪大学大学院医学系研究科・医学部
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