満艦飾の実施
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 03:31 UTC 版)
海上自衛隊の満艦飾は、停泊中の自衛艦・支援船において祝日(建国記念の日、天皇誕生日、憲法記念日、海の日、文化の日)、自衛隊記念日および観艦式実施日の朝8時から日没まで行われる。満艦飾を行う際は(艦尾の自衛艦旗とは別に)各マスト最上部に自衛艦旗を掲揚し、船首から船尾まで信号旗を連揚する。信号旗はメインマストを基準として下記の順序で掲揚される。 メインマストから艦首 4-D-C-1-L-E-5-U-X-9-F-S-回答-Y-J-3-R-N-7-W-V-2 メインマストから艦尾 7-E-I-3-M-L-8-S-R-1-W-V-0-Z-N-回答-C-G-8-K-O-2-F-T-5-U-Z-4-Y-P-0-X-H-D-9 なお、自衛艦が外国の港湾内や外国艦船の近傍に停泊する際に、相手国の祝日などで満艦飾が行われる場合は自衛艦もこれにならって満艦飾を行う(この際はメインマストに相手国の国旗を掲揚する)。そのほか開港祭など行事に参加する場合や広報活動、国際親善などの場合にも行われている。 また、演習等で特別な水域に停泊中の自衛艦等や、修理中又は海上幕僚長が構造上満艦飾を行うことが適切でないと認める自衛艦、及び支援船は、他の自衛艦等が満艦飾実施中に、各マスト最上部に自衛艦旗を掲揚する艦飾を行う。天候その他の事情により、満艦飾及び艦飾を行うことが困難な場合は、所在先任指揮官は、満艦飾を艦飾に変更、又は満艦飾及び艦飾を省略させることができる。
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