満洲の範囲とは? わかりやすく解説

満洲の範囲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 19:03 UTC 版)

満洲」の記事における「満洲の範囲」の解説

おおむね北辺スタノヴォイ山脈、南辺は長城、西辺は大興安嶺、東辺は鴨緑江図們江豆満江)の内側想定している。しかしながらマンチュリア範囲歴史的変化に伴いその範囲伸縮していた。 日本満洲呼ばれる地域は、満洲国建国時の地域全体意識することが多くおおよそ中華人民共和国の「東北部」と呼ばれる現在の遼寧省吉林省黒竜江省の3省と、内モンゴル自治区東部範囲とする。[要出典] この地域は、北と東はアムール川黒竜江)・ウスリー川隔ててロシア東シベリア地方接し、南は鴨緑江隔てて朝鮮半島接し、西は大興安嶺山脈隔ててモンゴル高原内モンゴル自治区)と接している。南西では万里の長城東端にあたる山海関が、華北との間を隔てている。[要出典] 広義満洲としては、モンゴル民族居住地域であるが満洲国属していた内モンゴル自治区東部、「東四盟」と呼ばれる赤峰市(旧ジョーオダ盟)・通遼市(旧ジェリム盟)・フルンボイル市(旧フルンボイル盟)・ヒンガン盟含まれることが多い。[要出典] また、外興安嶺スタノヴォイ山脈以南黒竜江以北ウスリー川以東ロシア領の地域外満洲呼び場合によってはこの地域をも含むことがある外満洲満洲同様にネルチンスク条約1689年)で清朝領とされたが、その後アイグン条約1858年)・北京条約1860年)によりロシア割譲された。外満洲含めた面積は、約1,550,000km2に及ぶ。[要出典]

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