満月堂のお得意様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:46 UTC 版)
大住喜八郎(おおすみ きはちろう) 「満月堂」の五八様(お得意様)。「ご隠居」と呼ばれている。 満月堂の面々からは年金暮らしの好々爺と思われているが、実は日本最大の商社・大住物産(奈津の父である達彦が働いていた会社)の会長で、自分の後継者と目をかけていた達彦が海外出張中に事故死したため、奈津の事を何かと気に掛けて時々昼食をご馳走する。後に奈津の祖父であることを知る。 吉田 喜八郎の運転手。奈津が達彦の娘である事は喜八郎から聞いており、たみが危篤になった際は奈津を福井まで送る。その際に美都里が奈津を非常に可愛がっているのを見たため、奈津が失踪した際には美都里が匿っているのではないかと疑う。 成瀬 喜八郎の秘書。 一ツ橋あやめ(ひとつばし あやめ)[演] 一ツ橋流茶道の家元。周りからは厳格な人柄で恐れられている。 奈津が初めてお菓子を届けにあがったときに奈津の細かな気配りに感心し、奈津を弟子に取った。かつて喜八郎とは恋仲だったが、お互いの家の事情により別れた。その時身ごもっており娘を出産。あやめの父が出生後すぐに里子に出したため、二度と会う事はできなかった。里子に出した際に一ツ橋流が家宝としている井戸茶碗をもたせたが、その茶碗を奈津が持っている事から奈津が自分の孫だと知る。その事実を知るのは喜八郎とあやめだけである。 坂井 一ツ橋流茶道の執事。満月堂より大店の獅子屋と付き合った方が一ツ橋流の繁栄に繋がると考えている。 幸代 一ツ橋流の内弟子。
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