満月の間(中広間)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 14:06 UTC 版)
中広間42畳と小広間14畳合わせて56畳の広さで、特に1本の秋田杉丸太から5枚採材された長さ30尺(5間・約9.1m)、元口幅 約3尺≒100cm~80cmの中杢天井板で、今では入手不可能と言われる逸品。通し柱などに必要な10mの長尺材を採材するために選木した中の1本を木挽きにかけて割ったところ、小節一つない垂直で中杢の材面が現れた。滅多に見られない良材で、柱材にはもったいないと板材に木取り、材面に傷を付けないよう鳶などの道具を使わず全て人力で森林鉄道のトロッコまで運んだと言われる。
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