満月台と開城瞻星台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 16:58 UTC 版)
「開城の歴史的建造物群と遺跡群」の記事における「満月台と開城瞻星台」の解説
満月台 (Manwoldae、만월대、マヌォルデ) は919年に建設されたかつての王宮跡であり、松嶽山の南麓に位置している。1361年に元朝で起きた紅巾の乱に関連する紅巾軍の高麗侵入の際に炎上し、壮大だった王宮の礎石が残るのみとなっている。 開城瞻星台 (Kaesong Chomsongdae、첨성대、チョムソンデ) は満月台に隣接しており、かつて天体観測、気象観測に用いられた施設の遺跡である。この観測記録は満月台が建設されたのと同じ919年まで遡り、高麗時代を通じて記録された。 世界遺産としての登録面積は満月台と開城瞻星台の合計で43.5 ha である。
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