湿地の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 21:16 UTC 版)
敦賀断層の西側が沈降したことにより、袋状の埋積谷ができ、そこに湿原が発達した。そのため数十mにも及ぶ泥炭層があり、その地層には、約十万年間の環境変遷史が記録されている。また湿地には特有の植物が群落を作り、そこに様々な水生昆虫が生息している。特にトンボの種類が豊富で、現在70種が確認されている。また近年、新種のテントウムシが発見され、ナカイケミヒメテントウ(学名:Scymnus nakaikemensis Sasaji et Kishimoto )と命名された。動植物の種数は約3000種、このうち絶滅危惧種がデンジソウやメダカなど約120種といわれている。
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