港湾区域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 07:44 UTC 版)
港湾区域とは、経済的に一体の港湾として管理運営するために必要な最小限度の区域であることなどの条件を満たす場合に、港湾管理者(港務局又は地方公共団体)が、国土交通大臣(又は都道府県知事)と協議し、同意又は届出があった水域である。また、港湾区域に隣接する地域であって港湾管理者が指定する「港湾隣接地域」というものもあり、港湾区域と同様の規制がある。
港湾区域の指定による効果
港湾区域が指定されることにより次の範囲を区分する法律的な効果が生じる。
港湾管理者の許可を要する行為
港湾区域内においてある行為をしようとするものは港湾管理者の許可を受けなければならず、次のような行為などがある[3]。
- 港湾区域内の水域の占用
- 港湾区域内における土砂の採取
- 水域施設、外郭施設、係留施設、運河、用水渠又は排水渠の建設又は改良
入港料の徴収
港湾管理者は、船舶が入港(港湾区域外の水域から同区域内に入ること)する場合は、当該船舶から入港料を徴収することができるとされており、具体的な入港料については各港湾管理者が条例で定めている[4]。
脚注
出典
関連項目
外部リンク
港湾区域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 21:44 UTC 版)
沙弥島北端から小瀬居島南端及び大屋冨町字鼻甲3095 番地の2 を順次結んだ線並びに陸岸により囲まれた海面、綾川河口の江尻町字本条1番地の1の東南端角及び林田町字与北4233番地の丙の西南端角を結ぶ線、青海川松山橋及び大屋冨川新興橋、満の尻運河満の尻橋下流の河川水面。ただし、漁港漁場整備法により指定された御供所漁港、東浦漁港及び西浦漁港の区域を除く。 港湾区域面積 1631ha 1953年(昭和28年)港湾区域が決まる。 1968年(昭和43年)港湾区域を変更し、番の州地先海面が含まれる。 1969年(昭和44年)港湾区域を変更し、松ヶ浦港が含まれる。
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