海軍省は反転させた EOS を採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 01:15 UTC 版)
「CQ」の記事における「海軍省は反転させた EOS を採用」の解説
逓信省が無線電報サービスを創業したため、これまで海軍省の無線電信所(陸上)と艦船(海上)の間で交わされてきた無線電報の中で、官報の送信など軍用通信には当てはまらないものは、通常電報として逓信省の海岸局が有料で扱うことに決まった。逓信省と海軍省間で電報が交換されるため、1908年10月28日に、海軍省でも『海軍無線電報取扱規約』を定め両省で規則を統一した。 海軍省はその第8条に探呼略符号 ・― ― ― ・・・(EOS)を規定した。このように逓信省の略符号と反転させたものを制定したことで、SOEが聞こえれば逓信省の「全局呼び出し」、EOSが聞こえれば海軍省の「全局呼び出し」であると簡単に区別がついた。
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