浮島の海賊とは? わかりやすく解説

浮島(周防)の海賊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/31 14:40 UTC 版)

宇賀島水軍」の記事における「浮島周防)の海賊」の解説

通説では、周防国屋代島現在の山口県周防大島町)の沖合にある浮島本拠地にしていた海賊屋代島海賊衆である大浜氏・桑原氏・神代氏・沓屋氏・浅海氏などと合わせて屋代島衆や大島衆とも呼ばれる大内氏傘下水軍警固衆)だったが、天文20年1551年9月発生した大内重臣陶隆房(後の陶晴賢)による大内義隆への謀反大寧寺の変)後は、陶氏仕えた。隆房は、義隆が能島村上氏村上水軍)に認めていた帆別銭荷駄別料の徴収剥奪同年冬には将軍への献上米を積載した廻船護衛宇賀島水軍命じて村上水軍勢力海域強行突破図っている。 天文24年1555年)の厳島の戦いでは、陶の水軍大将宇賀島頭取宇賀島忠重(宇賀島十郎左衛門)が務めるも敗北により戦死。その直後から始まった毛利氏周防侵攻防長経略)により浮島一時的に無人島になるほど徹底的に掃討され、宇賀島水軍滅亡した

※この「浮島(周防)の海賊」の解説は、「宇賀島水軍」の解説の一部です。
「浮島(周防)の海賊」を含む「宇賀島水軍」の記事については、「宇賀島水軍」の概要を参照ください。

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