派閥の分裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 10:06 UTC 版)
この政局の結果、加藤派・宏池会は以下の様に分裂した。 加藤と行動をともにしたグループ(加藤派)加藤、小里のほかに原田昇左右、森田一、岸宏一、谷垣禎一、川崎二郎、逢沢一郎、園田博之ら。 反対したグループ(堀内派)宮澤喜一(前派閥会長) 鈴木善幸(前々派閥会長、1990年の衆議院選挙で政界を引退していたが反対を表明した) 池田行彦(宏池会創立の池田勇人の後継) 丹羽雄哉(加藤の政権構想執筆者) 堀内光雄 古賀誠(加藤の側近中の側近) 太田誠一ら 宏池会の源流的存在の宮澤・鈴木・池田らが反対に周り、加藤の有力側近まで反対に周りベテランは追従し、宏池会の大勢は反対が決定的となった。 両グループは2008年に合流するまで双方が宏池会を名乗る異常事態となっていた。 また、上記どちらのグループにも属さず、一時無所属、あるいは現在も無所属を通している議員も存在する。
※この「派閥の分裂」の解説は、「加藤の乱」の解説の一部です。
「派閥の分裂」を含む「加藤の乱」の記事については、「加藤の乱」の概要を参照ください。
- 派閥の分裂のページへのリンク