津雲博子とは? わかりやすく解説

津雲博子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/06 04:18 UTC 版)

津雲 博子
Hiroko Tsukumo
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1970-09-11) 1970年9月11日(54歳)
出身地 広島県広島市安佐南区
ラテン文字 Hiroko Tsukumo
身長 175cm
体重 65kg
血液型 B型
選手情報
愛称 リン
ポジション L
指高 223cm
利き手
スパイク 295cm
ブロック 285cm
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津雲 博子(つくも ひろこ、現姓:吉川、1970年昭和45年〉9月11日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。

来歴

広島県広島市安佐南区出身。小学校からバレーボールを始め、広島商業高校2年生の時国体出場。1989年クラボウに入社。しかしチームは廃部となり、カネボウへ移籍も再びチーム解散。

1993年NECレッドロケッツに入団しライト・レフトプレイヤーとしてプレー。キャプテンも務めた。1997年全日本代表初選出。同年ワールドグランドチャンピオンズカップで新設(試験採用、翌年正式採用)された、全日本リベロ第1号となる[1]

1998年世界選手権1999年ワールドカップなどで活躍。ワールドカップでは、ベストサーブレシーバーとベストレシーバーの個人タイトルを獲得し、世界No.1リベロと称された[2]2000年シドニーオリンピックは予選で敗退し、オリンピック出場はならなかった。

NECでは、Vリーグ(プレミアリーグ)1996年1999年2002年と3度の優勝に貢献した。

2002年、前全日本女子監督(前・NEC監督)の吉川正博と結婚。2004年、現役引退。現在は社業の傍ら、春高バレーコーチングキャラバンなどで、後進の指導に当たっている。2児の母であり、息子は仙台育英学園高等学校野球部で2025年の『第107回全国高等学校野球選手権大会』に出場している[3]。 

所属チーム

球歴

受賞歴

  • 1997年 - 第4回Vリーグ レシーブ賞
  • 1998年 - 第5回Vリーグ レシーブ賞、サーブレシーブ賞
  • 1999年 - 第6回Vリーグ レシーブ賞
  • 2003年 - 第10回Vリーグ ベストリベロ賞

脚注

  1. ^ 同じく試験採用だった前年、1996年ワールドスーパーチャレンジでは、中村和美ユニチカ・フェニックス)がリベロを務めた。
  2. ^ バボChannet(バボちゃんネット) - フジテレビ”. www.fujitv.co.jp. 2024年6月28日閲覧。
  3. ^ 仙台育英のエース吉川 母は「世界ナンバーワンリベロ」 夏の甲子園」『毎日新聞』 毎日新聞社、2025年8月6日。2025年8月6日閲覧




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