津田集落の消滅・進む高齢化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:15 UTC 版)
「東郷町藤川」の記事における「津田集落の消滅・進む高齢化」の解説
昭和30年代には170人が暮らしていた標高500メートル程の山中に位置する津田集落は2010年(平成22年)に住民が全員集落を離れることとなり、お別れの会が挙行されるとともに「津田集落跡地記念碑」が設置され、集落が消滅した。同年5月2日のフジネットワーク(FNS)の九州8局の共同制作のドキュメンタリー番組「ドキュメント九州」にその様子が取り上げられた。 2017年(平成29年)3月には、藤川に唯一存在した教育施設である薩摩川内市立藤川小学校(閉校時年度の児童数は9名)が薩摩川内市立東郷小学校(現在の薩摩川内市立東郷学園義務教育学校の前身)への統合に伴い閉校した。 2020年(令和2年)度現在、70歳以上の人口割合が半数を超える集落(いわゆる限界集落)を指定する薩摩川内市独自の制度である「ゴールド集落」の対象として藤川の集落が複数含まれている。また、2020年(令和2年)4月1日現在の薩摩川内市の統計によれば東郷町藤川の大字全体の人口265人に対する65歳以上の年齢の比率は64.2 パーセント(170人)となっており、高齢化が進んでいる。
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