洗浄器具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/11 21:09 UTC 版)
ささらは、たわしと同様に食器類の洗浄に用いる器具である。 束になった竹の半分程度を持ち手として半分程度を洗浄面に押しつけて使用する。比較的長くて硬いため、鍋を傷つけずにこびりついたり焦げついた汚れを落とすときに重宝する。21世紀初頭の現在では亀の子たわしや金属製のたわしが普及したため一般家庭で使用されていることは少ないが、中華料理店等で中華鍋等を洗浄する際に用いられる場合もある。 新品は竹の粘りがあり、使用者が腕力を使ってもしならないことから使いづらい面もある。しかし、徐々に使い古されることにより繊維が細かくなることで柔らかくなり比較的腕力を要しないで使用することが可能となる。ただし、あまりにも竹の繊維が弱くなると鍋等を洗う用途から外れる場合が多い。この状態を「腰がなくなる」や「へたる」などと表現する。
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