泰遠寺山古墳出土石棺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/01 15:27 UTC 版)
「春日山古墳 (永平寺町)」の記事における「泰遠寺山古墳出土石棺」の解説
泰遠寺山古墳出土石棺(たいおんじやまこふんしゅつどせっかん)は、もと芝原にあったが、2015年4月現在は春日山古墳脇に展示されている。芝原で発見された時は、石室などの施設がなく単独で土中に安置されていたという。その付近からは葺石、埴輪片が出土している。往時は全長約64mの前方後円墳であったと推測される。石棺は舟形凝灰岩製(笏谷石)で、長さ2.3m、身の幅92cm、高さ54cmである。外壁四周中央に、それぞれ径15cm、長さ30cm内外の突起が付けられている。築造年代は古墳時代中期の5世紀頃と考えられる。
※この「泰遠寺山古墳出土石棺」の解説は、「春日山古墳 (永平寺町)」の解説の一部です。
「泰遠寺山古墳出土石棺」を含む「春日山古墳 (永平寺町)」の記事については、「春日山古墳 (永平寺町)」の概要を参照ください。
- 泰遠寺山古墳出土石棺のページへのリンク