注染とは? わかりやすく解説

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ちゅう‐せん【注染】

読み方:ちゅうせん

型紙用いて防染糊(のり)をつけた布を重ね染料注いで下から吸い取って染め技法手ぬぐい浴衣などを染めるのに使われる


注染

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/23 21:56 UTC 版)

注染(ちゅうせん)とは、模様をつける日本染色技法の一つ。主に手拭に使われる。布の染めない部分に型紙を付け、乾燥後に染める部分に土手を作り、その土手の内側に染料を注いで布を染める。一度に多色を使って染めることができる。染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なくが鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされる。

大阪府堺市江戸時代初期に確立し、手拭や浴衣などの伝統産業伝統工芸)で現在も広く使われている。職人が高齢化しつつあるため、堺市が「堺注染職人養成道場」を立ち上げて若手の育成を図っている[1]

脚注

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  1. ^ 伝統「注染」継承/大阪・堺市が道場 U35職人を育成日刊工業新聞』2018年4月26日(中小企業・地域経済面)

関連項目

外部リンク

草加市ゆかた染め




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