波動論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 00:14 UTC 版)
一目均衡表の波動論には以下のような波動がある。(全て上昇相場について。下降相場であれば逆。) I波動 上げ一本の相場。 V波動 上げて・下げる相場。 N波動 上げて・下げて・上げる相場。 P波動 時間の経過と共に高値は切り下がり、安値は切り上がる相場。いずれどちらかに離れる。 Y波動 時間の経過と共に高値は切り上がり、安値は切り下がる相場。いずれどちらかに離れる。 S波動 下げた相場が以前の高値の水準にて反発、上昇をする相場。 以上の6種類があるが、一目均衡表での基本は3波動のN波動である。「エリオット波動理論」などでは5波動が基本とされているが、5波動は3波動Nが2つ連なったものであり、7波動であれば3つ、9波動であれば4つ、とどんなに相場が続いてもN波動を基本とする。また、P波動やY波動もいずれどちらかに離れるため、大きな目で見ればN波動としてみることができる。
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