泉昭二とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 泉昭二の意味・解説 

泉昭二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 06:13 UTC 版)

泉 昭二
生誕 (1932-04-25) 1932年4月25日
東京都荒川区
死没 (2023-10-29) 2023年10月29日(91歳没)
国籍 日本
職業 漫画家
ジャンル 4コマ漫画
代表作 ジャンケンポン
受賞 第5回日本漫画家協会賞優秀賞『出発進行』
テンプレートを表示

泉 昭二(いずみ しょうじ、1932年4月25日[1] - 2023年10月29日[2][3])は、日本漫画家男性東京府東京市荒川区(現:東京都荒川区)生まれ[1]法政大学卒業、東京デザインカレッジ漫画科修了[1]

概要

中学生のとき、大人の雑誌に投稿した作品が掲載され、出版社に原稿料を受け取りに行って驚かれた。この頃に漫画家を志望するが、8人きょうだいの末っ子という経済的な理由もあり家族には切り出せずにいた。33歳のとき、サラリーマン生活をやめ、東京デザインカレッジに一期生として学ぶ。その後、朝日新聞のPR版に挿絵を描いていたところ、子供向けの新聞漫画の執筆に誘われたのが転機となった。当初は1ヵ月程度の連載のつもりだったという[4]

1969年9月30日に『朝日小学生新聞』で4コマ漫画ジャンケンポン』の連載を開始する。以来、新聞休刊日以外は1日も休まず執筆し、2023年3月31日まで連載した。2011年4月23日で連載回数が13,000回となり、新聞漫画の現役最長寿作品[5]とされた。その後も連載を継続し、2016年12月15日には15,000回に到達[6]2017年3月20日には「一つの4コマ漫画として最も多く発行された回数」としてギネス世界記録に認定され[7]、2023年3月末の連載終了時には16,383回となった[2]

2023年10月29日、老衰のため死去[3]。91歳没。

受賞歴

メディア出演

注釈

  1. ^ a b c d 日外アソシエーツ発行『漫画家人名事典』(2003年2月)ISBN 9784816917608、P40
  2. ^ a b 漫画家の泉昭二さん死去 朝小で「ジャンケンポン」連載、ギネス認定”. 朝日新聞. 2023年11月3日閲覧。
  3. ^ a b 泉昭二が老衰で死去、代表作「ジャンケンポン」は連載回数でギネス認定”. コミックナタリー (2023年11月4日). 2023年11月4日閲覧。
  4. ^ 朝日小学生新聞(2011年4月23日)
  5. ^ お楽しみ! まんが連載”. 朝日学生新聞社. 2011年5月2日閲覧。
  6. ^ 「朝日小学生新聞」の4コマまんが「ジャンケンポン」が、12月15日付で1万5千回になりました。作者の泉昭二さん(84歳)が1969年9月から書き続け、日本の新聞連載まんがの最多回数記録を毎日更新中!”. 2021年1月10日閲覧。
  7. ^ 4コマ漫画「ジャンケンポン」、掲載回数ギネス認定 - 朝日新聞デジタル 2017年3月20日



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「泉昭二」の関連用語

泉昭二のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



泉昭二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの泉昭二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS