沢の光もち【サワノヒカリモチ】(食用作物)
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登録番号 | 第5724号 |
登録年月日 | 1997年 10月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 沢の光もち よみ:サワノヒカリモチ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 10月 11日 | |
品種登録者の名称 | 芳澤利幸 | |
品種登録者の住所 | 長崎県南高来郡瑞穂町西郷丙136番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 芳澤利幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「アルボリオ」栽培中に発見された異株から選抜,育成された固定品種であり,育成地(長崎県南高来郡瑞穂町)における成熟期は中生の中,草型は穂重型,稈は太く粒着密度が極密で,精玄米千粒重の大きい水稲,糯種である。 草型は穂重型,稈長は中,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度はやや垂,葉身の色及び葉鞘の色は緑である。穂長は長,穂数は少,粒着密度は極密である。穎色は黄,ふ先色は赤褐,芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中,大小はやや大,精玄米千粒重は大,見かけの品質は中の中,光沢は中である。出穂期及び成熟期は中生の中,耐倒伏性はやや弱,脱粒性は易である。 「クレナイモチ」と比較して,草型が穂重型であること,稈の細太が太いこと,粒着密度が密であること,穎色が黄であること,精玄米千粒重が大きいこと等で,「アルボリオ」と比較して,粒着密度が密であること,穎色が黄であること,玄米の形が円いこと,玄米の大きさが小さいこと,出穂期及び成熟期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(長崎県南高来郡瑞穂町)において,昭和61年「アルボリオ」栽培中に発見された異株から選抜して育成された固定品種である。平成3年から特性検定試験を行い,5年にその特性を確認して育成を完了した。 |
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