沓沢朝治を題材とした作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 14:10 UTC 版)
「沓沢朝治」の記事における「沓沢朝治を題材とした作品」の解説
戸川幸夫『爪王』 短編小説。初出『別册文藝春秋』1955年8月号。真室川流域に住む鷹匠が、雌の若い角鷹(くまたか)を見つける。老いて跡継ぎもない鷹匠は、生涯の最後に名鷹を育てようと決意し、捕らえて「吹雪」と名づけ育てる。あるとき、近くの安楽城村の村長が、村を荒らしてまわる赤狐を退治してほしいと依頼してきた。だが、猪ノ鼻岳で狐と闘った鷹匠と吹雪は、老獪な狐のために一度は敗れてしまう。生還した吹雪は、鷹匠とともに再戦に挑む。 のちに平岩弓枝の脚色によって舞踊劇化されている。また、矢口高雄により『野性伝説 爪王』(初出『月刊ビッグゴールド』1995年8月号 - 1996年7月号)として漫画化されている。 このほか、戸川の『諸国猟人譚 第七話 だまされ双六』(初出『オール讀物』1959年3月号)も沓沢をモデルにした作品である。
※この「沓沢朝治を題材とした作品」の解説は、「沓沢朝治」の解説の一部です。
「沓沢朝治を題材とした作品」を含む「沓沢朝治」の記事については、「沓沢朝治」の概要を参照ください。
- 沓沢朝治を題材とした作品のページへのリンク