決壊事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 14:30 UTC 版)
前蜀帝国は、長江上に堰を築いていた。914年、高季興(元の名は高季昌)の荊南王国は江陵に拠点を持っており、ある人が王建に、夏秋の水が漲る時季に合わせて堰を決壊させ、江陵を大量の水で水没させることを勧めた。毛文錫は止めるよう勧めた。「ただ高季興一人の不服従に過ぎません。陛下は恩徳をもって天下を服せしめるのに、どうして隣国の一般庶民を魚や鼈のエサにさせる事に心から耐えられるのですか?」と。王建はそこですぐに行なうのを止めた。
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