池の維持管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 05:03 UTC 版)
「ハムステッド・ヒース」の記事における「池の維持管理」の解説
2004年、ヒースの維持管理を担当するシティ・オブ・ロンドン・コーポレーションは、池の維持管理に要する費用の問題と、池で泳ぐ際の健康への影響を理由に池の閉鎖を実行しようとした。池の利用者がこれを阻止する訴えを起こし、高等法院で利用者が勝訴している。池の維持費を賄うため、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーションは1ポンドを権利金として、利用ごとに2ポンドを課したが、反対も根強く、チケット販売機が破壊されるなどの問題も発生している。 2011年1月、ロンドン市は、確率は低いものの、ロンドンを襲う可能性のある、大嵐に対応できるよう池堤を改良する計画を発表した。この計画では、3つの池が1975年ため池法の規定を確実に満足できるよう改良することが提案されている。2010年ロンドン市洪水及び治水に関する条例の成立に伴い、ヒースのすべての池がこの条例を満足するようロンドン市は求めている。2011年の計画には、藻の繁茂によって汚染された水質の改善も盛り込まれた。池堤の改良計画は2012年から2014年にかけて大規模に修正されている。池の改良計画は、「堤はナンセンスだ (Dam Nonsense)」と提唱する諸団体の反対運動にあっている。
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