江崎岩吉とは? わかりやすく解説

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江崎岩吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/07 16:28 UTC 版)

江崎 岩吉(えさき いわきち、1890年12月1日 - 1986年1月16日)は、日本海軍軍人、海軍造船官。最終階級は海軍技術中将

経歴

東京市議・江崎礼二の四男として東京で生まれる。東京府立第三中学校第一高等学校を経て、1916年4月、海軍造船学生となり、1917年7月、東京帝国大学工科大学(後の工学部)造船学科(後の船舶工学科)を卒業し、海軍造船中技士(後の海軍造船・造機中尉)に任官し横須賀鎮守府付となる。

呉工廠付、同造船部副部員、造船監督官、艦政本部員(第4部)、イギリス駐在などを経て、1923年10月から1926年6月まで、グリニッジ海軍大学で学んだ。

艦政本部(第4部)、横須賀工廠造船部員、横須賀鎮守府付、艦政本部員(第3部)、海軍技術研究所出仕、兼艦政本部員(第4部)、呉工廠造船実験部長、横須賀工廠造船部長などを歴任し、1940年11月、海軍造船少将に進級した。また、1935年藤本喜久雄の急死後、その後任に名前が挙がった(平賀譲#平賀艦艇設計の評価)。

艦政本部出仕(第4部)、基本計画主任(1941年 - 1943年)などを勤め、1942年11月、海軍技術少将となる。さらに、艦政本部第4部長となり、1944年5月、海軍技術中将に昇進。同年10月、予備役に編入された。

参考文献

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 福川秀樹『日本海軍将官辞典』芙蓉書房出版、2000年。



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