求諫篇とは? わかりやすく解説

求諫篇(巻2・求諫第4)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:49 UTC 版)

貞観政要」の記事における「求諫篇(巻2・求諫第4)」の解説

求諫篇(巻2・求諫第4) 太宗の勇ましい姿は厳粛であり、多く臣下太宗前に出ると、皆その挙動しくじってしまう。太宗そのこと知っており、臣下上奏するときはいつも必ず顔色やわらげてその意見聞き政治利害得失知ろうとした。貞観初め太宗公卿次のように語った。「人は自分見よう思えば必ず鏡を使う。君主過ち知ろう思えば必ず忠臣諫言が必要である。君主がもし自らを賢者思えば臣下君主過ち正すことはない。国を滅ぼしたくないと思っても、それは叶わない。よってその君主はその国を失い臣下もまたその家を保つことができない隋の煬帝暴虐な君主至っては、臣下は口を塞ぎ、その過ち聞くことなく遂に滅亡至った。そして虞世基らはほどなく誅殺された。このことは遠い昔のことではない。君達人民苦しんでいる状況見たならば、必ず思う存分いい尽くし、私を正し諫めなければならない。」

※この「求諫篇(巻2・求諫第4)」の解説は、「貞観政要」の解説の一部です。
「求諫篇(巻2・求諫第4)」を含む「貞観政要」の記事については、「貞観政要」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの貞観政要 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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