氷川神社 (練馬区氷川台)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 00:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動氷川神社 | |
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所在地 |
東京都練馬区氷川台4-47-3[1] 最寄り駅:東京メトロ有楽町線氷川台駅 |
位置 | 北緯35度45分7秒 東経139度39分53秒 / 北緯35.75194度 東経139.66472度 |
主祭神 | 須佐之男命[1] |
社格等 | 郷社 |
創建 | 1457年(長禄元年)[1] |
例祭 |
4月第2土・日 9月第1土・日[1] |
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都練馬区氷川台にある神社。通称「大氷川」。祭神は須佐之男命。毎年、4月と9月に祭事が行われる。氷川台の町名はこの神社に由来する。
由緒
1457年(長禄元年)の創建という[2]。渋川義鏡が古河公方の足利成氏との戦の途上、下練馬で石神井川を渡ろうとした時、淀みに泉を発見し、武運長久を祈ったのに始まるという。もとは、「お浜井戸」(桜台6-32)に鎮座していたが、1477年(文明9年)江古田原の戦いのために焼失。江戸時代の延享年間(1744年 - 1748年)に現在地に移転・再建された[1]。
文化財
- 神輿渡御行列図絵馬
- 1910年(明治43年)奉納。みこしとぎょぎょうれつずえま。練馬区指定有形民俗文化財(2005年(平成17年)2月15日指定)[3]。練馬区登録有形民俗文化財(2000年(平成12年)登録)[3]。春祭りで行われる「お浜井戸の里帰り行列」(江戸時代から行われ、現在も3年ごとに行う)を描いた絵馬。サーベルを持った巡査が先導し、太鼓や旗を持つ50人余が、石神井川沿いを行列している様子が克明に描かれている。横143cm、高さ56cm。非公開。
- 氷川神社の狛犬
- 1787年(天明7年)造立。練馬区登録有形文化財(1988年(昭和63年)登録)[4]。獅子型で対をなし、いずれも高さ60cmの石造。向かって左側の「吽形像」の台石の背面には、「天明七年(1787年)」の銘がある。区内の神社に残る狛犬としては最古。
- 角柱型水盤
- 1747年(延享4年)造立。練馬区登録有形文化財(1988年(昭和63年)登録)[4]。幅50cm、奥行46cm、高さ61cmの石造。正面に「延享四年下練馬上宿」の銘がある。角柱型の水盤として、区内神社に残る唯一のもの。
- 神輿渡御の御供道中歌[6]
- みこしとぎょのおともどうちゅうか。練馬区登録無形民俗文化財(1992年(平成4年)登録)。保持団体は、氷川神社宮宿鶴の舞保存会。
- 草摺引図絵馬(くさずりびきずえま)[7]
- 江戸時代中期(18世紀半ば頃)の制作と推定される役者絵馬。練馬区登録有形文化財。(平成25年度登録)。
その他
出典
参考文献
- “氷川神社”. 東京都神社庁. 2020年7月25日閲覧。
- “氷川神社の狛犬こまいぬ・角柱型水盤かくちゅうがたすいばん・大氷川の力石”. 練馬区公式ホームページ. 2020年7月25日閲覧。
- “神輿渡御行列図絵馬(みこしとぎょぎょうれつずえま)〈非公開〉”. 練馬区公式ホームページ. 2020年7月25日閲覧。
- “鶴の舞(つるのまい)”. 練馬区公式ホームページ. 2020年7月25日閲覧。
- “神輿渡御の御供道中歌”. 練馬区公式ホームページ. 2020年7月25日閲覧。
- “草摺引図絵馬(くさずりびきずえま)”. 練馬区公式ホームページ. 2020年7月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
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