気象・地球観測衛星
天気予報などで大活躍する「気象衛星」の画像
天気予報などの精度を向上させるため、地球上の気象現象を観測する衛星。1959年にNASAの「バンガード2号」が地上の気象状況を撮影したのにはじまり、現在では世界気象機関のとりきめにより高度3,5800kmの静止軌道に、日本の「ひまわり5号」のほか、アメリカなどによって計5個の衛星が打ち上げられ、運用されています。また、極軌道にはアメリカの「ノア」6基とロシアの「メテオール」2基が周回しています。
地球環境を空から監視する「地球観測衛星」
地球上の資源の探査、環境・公害などの監視、海洋現象の観測などをおこなう衛星。太陽同期準回帰軌道に打ち上げられる衛星が多く、全地球的な観測で得られたデータは、全世界的ネットワークにより解析されています。日本では、海洋観測衛星「もも1号」が高度900kmから、赤外線放射計やマイクロ放射計で海流の温度や速度を観測しているほか、地球資源衛星「ふよう」、環境の変化の観測などをおこなう「みどり」などが活躍しました。
気象・地球観測衛星と同じ種類の言葉
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